本体
本体関係の手入れが行われている工場は、あまり見かけません。
メンテナンスは簡単ですから、気づいた時点で行って下さい。
筐体の点検
腐食性のある製品を扱う工場で、筐体材質がステンレスではない場合、筐体内側に錆が発生します。
この錆を放置すると、異物混入の原因になります。錆がひどくならないうちに補修して下さい。
補修では、錆をよく落とし再塗装をお願いします。
このような工場では、筐体材質をステンレスに変更することを奨めます。
扉の点検
扉に装備されているフィルターは、計量室の圧力を外側と同じにするために設けられています。
このフィルターが目詰まりを起こすと、計量精度の悪化につながります。定期的に清掃して下さい。
また、長い間清掃や点検を怠ると、扉のハンドルが回らないようになります。(特に腐食性のある製品を扱う工場ではこの現象が多い)定期的に点検し、動きが悪いようであれば分解して、回転部へグリースアップをお願いします。
均圧管・集塵菅の点検
均圧管や集塵パイプに粉塵が付着し、空気の流れが妨げられます。定期的に分解点検、清掃して下さい。