動作
 
電磁フィーダー方式で3段投入の例です。2段投入の場合、中投入の工程がありません。

 
 大投入
制御盤の計量、および状態表示灯の大投入・中投入・小投入のランプが点灯します。
2枚の弁が開き、電磁フィーダーが振動します。
アジテーターが回転し、ユーラスバイブレーターが振動します。
電磁フィーダーに先端ゲートが装備されていれば、それが開きます。
製品は、弁筐体の口径いっぱいで投入され、電磁フィーダー側からも投入されます。
 
 

 
 中投入
状態表示灯の大投入ランプが消えます。(計量、中投入、小投入ランプは点灯している)
大投入弁が閉まります。
中投入弁は開いたままで、電磁フィーダーは振動しています。
アジテーターが回転しています。ユーラスバイブレーターは振動しています。
製品は、大投入弁に明いている中投入穴と、電磁フィーダーから投入されます。
 
 

 
 小投入
状態表示灯の中投入ランプが消えます。(計量、小投入ランプは点灯している)
中投入弁が閉まります。
弁は全て閉まり、電磁フィーダーは振動しています。
アジテーターが回転しています。ユーラスバイブレーターは停止します。
製品は、電磁フィーダーからのみ投入されます。
 

 
 投入完了
状態表示灯の小投入ランプ及び計量ランプが消えます。
全ての弁が閉じ、全ての動作を停止します。(始動前の状態と同じになる)
重量が過不足設定内であれば、完了ランプが点灯します。
重量が過量設定よりオーバーしている場合、重量異常警報が発せられます。
その後の動作は過量排出スイッチによって異なります。
重量が不足設定に満たない場合、重量異常警報が発せられ、補正動作(インチング)を始めます。
補正が済めば、計量ランプが消え完了ランプが点灯します。
 

 
 排出
状態表示灯の排出ランプが点灯します。
抜き取りが自動包装機の場合、排出指令により排出します。
手動抜き取りの場合、袋がクランプされていれば排出します。
制御盤の排出釦でも強制排出できます。

 
  左図はネット計量方式での定量槽を描いています。
  グロス計量方式では、袋に直接投入するので、排出動作はありません。